2022年2月14日からNetflixで配信されているドラマ「金魚妻」。
黒沢Rさんの大ヒット漫画を原作としたドラマですが、第8話(最終話)を見て
よく分からない・・・
という声があがっています。
中には、「がっかりした」という声もあり、何を伝えたかったのでしょうか。
この記事では、ネットフリックスドラマ「金魚妻」のラストの意味を考察していきます!
(※ネタバレを含みます)
【金魚妻】最終回(結末)がモヤっとする!
夫・卓弥(安藤政信さん)と離婚し、春斗(岩田剛典さん)と一緒になるのかと思いきや、卓弥と経営していたサロンが傾いていることを知り、春斗の元を離れたさくら(篠原涼子さん)。
それから2年後の花火大会の日、さくらは春斗と一緒に行ったことのある鎌倉の海岸で花火を見ることに。
春斗も鎌倉に行くシーンが描かれたので、感動の再会かと思いきや再会するシーンは描かれず。
描かれたのは、
- 春斗がコンビニで買い物後、と花火が上がりだしたことに気づいて急ぐように車に向かうシーン
- さくらが海辺で笑顔で花火を見上げるシーン
でした。
このさくらと春斗が再びくっついたのか、別れたままなのか曖昧な感じで終わったため、
と思った方が続出中!
不倫が描かれているので純粋無垢な恋愛ドラマではないにしろ、主人公がハッピーエンドになるのが恋愛ドラマの王道です。
視聴者も
「最後はハッピーエンドになるのでしょ?」
という思いを少なからず持っているので、いまさら奇想天外な終わり方をしなくても王道のハッピーエンドで終わらしてもいいと私は思うのです。
なのに。
ハッピーエンドなのか、そうでないのか、どっちつかずの宙ぶらりんな終わり方でしたので、モヤっともしますよね。
”恋愛ドラマはハッピーエンド”という通説を覆すのであれば、しっかりと二人がどうなったのか描いてほしいものでした。
【金魚妻】最終回(結末)の意味を考察!
モヤっとどっちつかずの終わり方をした「金魚妻」ですが、さくらと春斗はどうなったのでしょうか。
「悲しい終わり方」と捉えている方もいるようですが、鎌倉の海辺で二人は再会してくっついたのだと私は思います!
そう思う理由は3つです。
さくらは卓弥と離婚して海辺にきた
さくらが卓弥と離婚したうえで、春斗が花火が綺麗な穴場と紹介した海辺に訪れたことが何よりの理由です。
以前に二人が一緒に海辺を訪れたとき、夏になったら一緒に花火を見に行こうと約束していました。
そして、さくらと別れた2年後、春斗は妹から
「今年も花火見に行くの?」
と聞かれて「行く」と答えていたことから、おそらく約束をして以降、さくらがいなくなっても毎年一人で海辺を訪れていると思われます。
一方、さくらも春斗に未練がないのであれば、わざわざ春斗が毎年来ている海辺に行かないでしょう。
とすれば、卓弥との関係が完全に切れたことで、果たせなかった約束を果たすために海辺を訪れるとともに、春斗に再会できるかもという淡い期待を抱いていたのではないでしょうか。
(春斗が経営している金魚店に直接行けば、会えるのになーとも思ってしまいますがw)
春斗がコンビニで水とハイボールを買っていた
花火大会の日、春斗がコンビニで水とハイボールを買っていたことからも、さくらと再会できた可能性が高いです。
春斗はハイボールを買うとき、少し間がありました。
お酒を飲んだら車を運転できなくなるにもかかわらずハイボールを買ったのは、もしさくらと再会したら一緒に飲もうと思ったのでないでしょうか。
コンビニで買い物をした後、花火があがっているのを見て駆け足で車に向かったのも、早く海辺に行きたいと思っていることを描写しているのではないかと。
もちろん、家で一人で飲むようにハイボールを買った可能性もあります。
ですが、実家で泊まる雰囲気はなさそう。
花火を見終わった後、東京まで運転して帰るのであれば自宅近くのコンビニで買うでしょう。
でないと、ハイボールが常温になってしまいます・・・
そう思うと、さくらと再会できたときのことを思って、ハイボールを買ったと考えられます。
占い師が最終回でもツインレイの話をしていた
そして、占い師が最終回でもツインレイの話をしていたことからも、さくらと春斗がくっついたと考えられます。
ツインレイの話は第1話で出てきました。
他の回でもツインレイという言葉が出ていましたが、改めて最終回にもツインレイの話を入れるのは「運命の相手」を強調したかったのだと思います。
卓弥と離婚したさくらにとってのツインレイ(運命の相手)といえば、間違いなく春斗。
紆余曲折はありつつも、運命の相手と一緒になったことを間接的に描写していたのではないでしょうか。
にしても、占い師が相談者の不倫をネット掲示板にアップしていたとは驚きですw
さくらが家を飛び出した雨の日、春斗と一緒にいた写真も占い師がアップしていたのかもしれません。